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AutoTeXはTeX文書作成時のlatexやbibtex等のunixコマンド実行作業を自動で行うユーティリティです。 ソースファイルの変更を検出し、以下のようにコンパイル作業を自動的に実行します。 コンパイルの結果は下図のようにエラーを色分けして表示し、エラー数やページ数もカウントします。 ソースファイルやDVIファイルを開くといったこともできますので、AutoTeXを軸に全ての作業をシームレスにつなげることが可能です。
AutoTeXは統合環境ではなく文書の編集機能は提供しませんので、お好みのエディタと組み合わせてご利用ください。 また、TeX環境そのものも入っていませんので、きりきさんのページ等を参考に、TeXパッケージを入手して、インストールを行っておいてください。
最新版では、ソースの編集中などバックグラウンドにある時に半透明フローティングウィンドウ表示ができるようになりました(下図参照)。 これにより、アプリケーションを切り替えずにコンパイルの状況確認が容易になり、作業効率がUPしました。
AutoTeXはその機能のほとんどを自在にカスタマイズ可能です。 このため、TeXコンパイルに限らず、unixコマンド実行支援プログラムとして汎用的に使用することも可能です。
このソフトはMacOS X 10.4 (Tiger) 以降で動作します (10.5も対応するはずです)。 Universal Binary版ですので、PowerPC MacでもIntel Macでも最適に動作します。 10.3 (Panther) でも(たぶん)動作はしますが、動作検証は十分ではありません。 なお、10.2 (Jaguar) 以前のOSでは動作しません。 本ソフトは日本語および英語のリソースがバンドルされたバイリンガルとなっています。