文献を検索する

BibCompanionには目的の文献を素早く探すために、いくつかの検索方法が用意されています。 また、これらを組み合わせることで大変効率的に所望の文献へアクセスすることができるようになります。

本節は以下のトピックで構成されています。

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著者の検索

著者リスト中の特定の著者(複数可: <shift-クリック> で選択範囲を拡張、<cmd-クリック> で選択範囲を追加)を選択すると、文献リストには選択した著者が関係している文献のみが表示されます (下図参照)。

AuthorsSelect

著者数が多くてリストから選択するのが大変な場合には、リスト上方の「著者検索フィールド」に著者名(或いはその一部)を入れてください。 キーを入力すると同時に入力した文字列を含む著者のみがリストに表示されます。 なお、大文字小文字やアクセントなどは常に無視して検索します。 また、入力する著者名はリストに表示されている形式(例: “Nakahara, H”)で入力する必要があります。 通常は姓以外は省略されているので、“Hitoshi” のように名前で検索することはできません。 著者リストの下方のステータス欄には絞り込まれた著者数が表示されています。

AuthorsSearch

「著者検索フィールド」で名前を入力した後に <return> キーを押すと、入力した名前は履歴として記憶され、フィールド左側にある虫眼鏡メニューで再入力することができます。 頻繁に使用する名前は登録しておくと便利でしょう。 「著者検索フィールド」に名前が入力されているとき、フィールド右側の (×) ボタンを押すと、検索文字列が消去され、再び全ての著者のリストを得ることができます。

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書誌データの検索

「フィールド検索」を使うと文献リスト中の文献をその書誌データから絞り込むことができます。 著者検索同様、キーを入力すると同時にリスト内容が絞り込まれていきます (下図参照)。 この場合には、[大/小文字を区別] チェックボックスで、大文字小文字を無視するか区別するかを選択できます。 絞り込まれた文献の数は文献リスト下方のステータス欄に表示されます。

ItemsSearch

ところで、検索される文字列は入力時に用いるTeXコマンド形式ではなく、編集がロックされているときに表示されている文字列で行います。 すなわち、‘title’ フィールドに “{Si}(111)7$\times$7” と入力されていとき、表示は “Si(111)7×7” となっていますので、検索文字列には “7×7” と入力する必要があります。

デフォルトでは全てのフィールドが検索対象になっていますが、虫眼鏡メニューを使うと特定のフィールドだけを検索対象とすることも可能です。 このメニューでチェックしているフィールドが検索対象です。 メニューを選ぶことで、チェックの状態を反転できます。 なお、メニューに表示されるフィールド名は開いているデータベースによって変わります。

著者検索同様、フィールド右側の (×) ボタンを押すと、検索文字列が消去され、再び全ての文献リストを得ることができます。

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スマートライブラリ

スマートライブラリはBibCompanionの持つ強力な文献自動分類機能です。 検索条件(最大16個)を指定しておくだけで、該当する文献をリストアップし、常に内容が最新になるように自動更新されます。 スマートライブラリの詳細については次節を参照してください。

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